II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

72.一般廃棄物焼却炉ボイラーの圧力波クリーニング試験(続報)

発表者  JFEエンジニアリング(株)  野田 達将

 一般廃棄物焼却施設の熱エネルギーを回収して、過熱蒸気を発生させるボイラーは、管群のダスト除去をするために、蒸気式スートブロワ(以下SB)が使用されているが、管群ダメージを与えることのほかに、発電量が低下する課題もある。課題を解決するため、圧力波クリーニング装置を一般廃棄物焼却施設に設置し、既存SB を使用しない運転結果を、第37回全国都市清掃研究・事例発表会で報告した。その後も継続運転され、累計580日以上の運転結果により、ボイラー運転の改良改善、長寿命化に資する結果が得られたので続報として報告する。

戻る


(最終更新日:2017/10/31)