II – 4.焼却と公害対策(環境負荷の低減)

83.飛灰埋立処分の長期安全性を得るためのセメント固型化処理の方法と評価について

発表者  (国研)国立環境研究所  石森 洋行

 セメント固型化処理による重金属類等有害化学物質の溶出抑制効果を調べるために、都市ごみ系焼却飛灰を用いてセメント固型化物を作製し、長期溶出試験を実施した。クロム、セレン、鉛、カドミウム、ならびにフッ 素、ストロンチウム、セシウム、アルカリ(pH)の各成分について溶出量の長期変化と溶出メカニズムを調べることで、長期的に期待しうる溶出抑制効果(溶出率)を示すとともに、その評価のために求められる試験方法について従来の13号溶出試験との比較から議論した。

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(最終更新日:2017/10/31)