II – 5.埋立処分

90.埋立セルモデルによるクローズドシステム処分場の浸出水脱塩処理設計手法の開発

発表者  福岡大学  為田 一雄

 クローズド型処分場の浸出水処理施設規模は散水量により決定されるが、散水量に関しては建設地における過去の気象データを用いた水収支計算、或いは過去の模擬処分場実験結果から液固比2~3倍を使用している。更に、浸出水原水水質の設定は他都市の先例に基づき設定しているのが実情である。しかし、クローズド型処分場の早期安定化を検討する場合、散水量及び原水水質の設定は密接に関係している。今回、散水量設定の際に埋立セルモデルを使用することにより、最適な散水量、及びCl-計画原水水質の設定を行うことが確認できた。

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(最終更新日:2017/10/31)