II – 5.埋立処分

97.コンテナを用いた焼却主灰のオンサイト安定化促進処理と長期溶出性への影響

発表者  (株)フジタ  久保田 洋

 焼却灰の安定化は安全・安心な最終処分やリサイクル推進において重要な役割を担っている。筆者らはコンテナを活用し、間欠散水とCO2ガス通気を用いて、オンサイトで焼却灰の早期安定化を促進できる技術の実 証試験を行った。試験は一廃焼却主灰を約2.2t/回を使用し、液固比0.6-0.7、24hr/回で実施した。試験後の焼却灰分析の結果、Cl含有量で最大7割、Pb溶出値で約9割の低減効果が確認された。処理済み焼却灰を充填した長期カラム試験では400日間以上にわたり浸出水データを取得し処理の影響を調査した。

戻る


(最終更新日:2017/10/31)