II – 5.埋立処分

98.室内および現場実験を用いた廃棄物埋立層内不飽和浸透流の可視化技術の検討

発表者  早稲田大学理工学術院  楠山 永介

 処分場全体の安定化を進める上では、水を通しにくいゾーン(難流動ゾーン)を把握し、具体的な対策を講じることが重要である。理論上、難流動ゾーンは流動ゾーン(水みち)を特定することで間接的に把握できる。ま た、処分場外への有害物質を含む汚染水の流出を防止する観点からも、水みちを把握することは重要であ る。水みちの把握には電気探査比抵抗法が有効であることから、内陸谷埋め方式の処分場に焦点を当て、土槽を用いた室内実験及び処分場での現場実験を実施した。特に比抵抗変化率に注目し、水みちの可視化手法を検討した。

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(最終更新日:2017/10/31)