II – 5.埋立処分

99.廃石膏ボード埋立における硫化水素ガス発生抑制と安定化に関する研究(その4)

発表者  福岡大学大学院  徐 子洋

 廃石膏ボードの埋立は硫化水素ガスの発生原因となることや浸出水中に高濃度の硫酸イオンやカルシウムイオンが溶出するため、浸出水処理に膜処理を採用している場合には処理阻害要因となる。さらにボードに付着した紙の分解を行い、埋立層の安定化方法等が課題となっている。このため廃石膏ボードの適正な埋立管理方法の開発が求められている。今回、バイアル瓶を用いた硫化水素ガスの発生抑制実験、ライシメータ―を用いた溶出特性実験を行ったので報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)