III し尿・排水

102.新たな下水道放流システムの提案 ~ 汚泥助燃剤化とMAP回収の両立可能な脱水技術および効率的な生物処理技術の適用 ~

発表者  日立造船(株)  田邊 佑輔

 従来、し尿処理施設において搬入物を下水道に放流する場合は、放流水質が下水道排除基準値以下となるように、脱水後の分離液を高い倍率で希釈することが多かった。当社は、新たな下水道放流システム確立のために、脱水設備の高付加価値化と希釈倍率の低減を目的とした開発に着手した。実証試験を通して、汚泥助燃剤化とMAP回収の両立が可能な脱水技術ならびに希釈倍率を低減できる生物処理技術を確認できたため、その成果を報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)