IV 産業廃棄物

114.産業廃棄物を含む木質バイオマス原料のトレファクション処理の運転経験

発表者  (株)アクトリー  田中 孝二郎

 トレファクションとは「焙煎」や「半炭化」とも訳される250℃~320℃の低温で炭化する技術であり、バイオマスの燃料化技術として注目されている。弊社は20kg/h規模のトレファクション装置の設計・製作を完了しており、本報告では同装置を用いてスギチップの他、スギの枝葉やバークなどの廃棄物のトレファクション処理を行った。スギチップを半炭化して得られたトレファクションチップの歩留まりは乾燥基準で73%であり、発熱量は22.6MJ/kgであった。

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(最終更新日:2017/10/31)