V – 2.災害廃棄物処理

125.強熱減量試験による災害廃棄物由来の分別土に含まれる木くず等含有量の測定

発表者  (国研)国立環境研究所  遠藤 和人

 災害廃棄物由来の分別土等に含まれる木くず等の含有量については、熱しゃく減量(600℃)や土の強熱減量試験(750℃)によって求められている。しかしながら、本手法を適用できるのは、有機質土等の強熱減量値が少なくとも10%を超える材料に対してのみであり、通常土壌に適用すると過剰評価となることから、本研究では、強熱温度を400℃とし、強熱時間も2時間に規定する方法によって木くず等の有機炭素含有量を測定する手法を提案する。

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(最終更新日:2017/10/31)