V – 3.放射性物質に汚染された廃棄物

128.一般廃棄物焼却灰からの放射性Cs溶出性と粘土鉱物を混練した難溶化の検討

発表者  福島県環境創造センター  村沢 直治

 福島県内で発生する一般廃棄物焼却灰(主灰や飛灰)には、原発事故に伴い放出された放射性Csを含むものがある。特に飛灰中の放射性Csは溶出しやすいことが明らかとなってきており、その溶出抑制方法の検討は重要な課題の1つである。そこで、本研究では県内の一般廃棄物焼却施設から採取した主灰や飛灰等の焼却灰を対象として、その物性や放射性Cs溶出特性に関わる試験を実施。また、キレート薬剤処理が施された後の飛灰に対して粘土鉱物を混練することにより、放射性Csの溶出をどの程度抑制できるかの検討を行った結果について報告する。

戻る


(最終更新日:2017/12/18)