I – 4.性状分析
34.食品廃棄に伴う容器包装プラスチックの排出実態について
発表者 公益財団法人東京都環境公社東京都環境科学研究所 小泉 裕靖
プラスチックは軽量で破損しにくく、加工や着色が容易であり、水分や酸素を通しにくいため保存性に優れていることから、食品産業で幅広く活用されている。一方、近年、食品ロスの増大が社会問題となっているが、この中には、容器ごと食品を廃棄するケースもみられ、その排出量も増えることが危惧されている。以上のことから、本調査では、清掃工場に持ち込まれている直接廃棄食品を対象として、これに伴い排出される容器包装プラスチックについて、その実態調査を行った。
(最終更新日:2021/11/15)