II – 1.収集・運搬

38.水素循環型社会実現に向けた燃料電池ごみ収集車の設計製作と環境性能評価(第3報)

発表者  早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科  黄 エキ靖

早稲田大学らの研究グループでは、2015年から2017年にかけて環境省の事業として、山口県の周南市において日本で初めて燃料電池ごみ収集車の実証試験を実施した。ごみ収集車特有の走行条件を考慮して燃料電池動力システムを最適化し、中型ディーゼルトラックを改造しつつこれに搭載した。同成果を受け、新たに2019年からの3か年計画で、東京都における燃料電池ごみ収集車運用事業を開始した。本稿では、都市での運用を想定して再改造した新型車両について、その性能試験の結果を報告する。

戻る


(最終更新日:2021/11/15)