II – 3.焼却とエネルギー回収

51.追加学習手法によるごみ識別AIの高度化・汎用化

発表者  荏原環境プラント株式会社  坂井 美穂子

当社独自技術であるごみ識別AI搭載自動クレーンシステムは、深層学習を用いて識別したごみピット内のごみ種別に基づいて、クレーンによるごみの撹拌・投入操作を自動化・最適化することで、焼却施設の運転安定性を向上可能なシステムであり、既に実運用を開始している。本システムのさらなる高度化・汎用化に向け、複数の既存施設のピット画像データに対し追加学習手法を適用することにより、従来以上に高精度かつロバスト性の高いAIを効率的に学習・実装できる手法を新たに確立した。本稿では、この取り組み事例について紹介する。

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(最終更新日:2021/11/15)