II – 3.焼却とエネルギー回収

52.AI技術を活用したごみ焼却施設の安定操炉と省力化の実現

発表者  日立造船株式会社  西原 智佳子

当社は2017~2020年度にかけて、東京二十三区清掃一部事務組合の協力を得て「清掃工場における制御技術の高度化研究開発」を実施した。この開発の中で、杉並清掃工場においてAI技術を活用した「燃焼状態予測システム」を試験的に運用し、蒸気発生量や炉内温度に関わる安定操炉を1ヵ月以上継続することができた。また、2週間以上の完全自動運転(焼却炉のごみ送り系や燃焼空気系など計25種の操作端に対して手動介入しないこと)も2度行うことができた。

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(最終更新日:2021/11/15)