II – 3.焼却とエネルギー回収

59.廃棄物発電ボイラにおける伝熱管材料の腐食環境評価手法

発表者  荏原環境プラント株式会社  神山 直樹

廃棄物発電ボイラの伝熱管が晒されている環境は、炉機種、管の合金組成、管表面温度、排ガス温度、排ガス組成、付着灰組成等の影響を受けて、腐食性が様々に変化する。当社ではこれまでに数多くの施設において腐食環境を調査し、数千もの化学分析の実施を通じて、その腐食メカニズムを解明してきた。本稿では、それにより確立された社内完結型の腐食環境評価手法の概要を紹介し、主に実プラントでの実態調査や試料の採取・化学分析の際の注意点について述べる。

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(最終更新日:2021/11/15)