II – 4.焼却と環境保全対策

61.並行流焼却炉の安定燃焼性能向上に向けたごみ燃焼挙動の解析高度化

発表者  川崎重工業株式会社  岩村 宗千代

プラスチック資源循環の推進や汚泥等の混焼処理の拡大などを背景に、都市ごみ焼却炉が対象とするごみの性状が、今後さらに変化していく可能性がある。当社独自の並行流焼却炉は安定燃焼性に優れた特性を有しており、最新の高度な燃焼解析技術をベースに、混焼等に起因する燃焼変動を抑制し、さらなる安定燃焼を実現するため、改良・改善に取り組んでいる。本発表では、不均質なごみの状態を模擬した、複数の条件の粒子が存在するごみ層燃焼モデルの適用状況について報告する。

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(最終更新日:2021/11/15)