II – 4.焼却と環境保全対策

68.ごみ組成が焼却残渣の性状に及ぼす影響について

発表者  国立研究開発法人国立環境研究所  飯野 成憲

プラスチック資源循環戦略、食品ロスの削減等、ごみ減量化施策の浸透やライフスタイルの変化等に伴い、今後焼却施設に入るごみ組成の変化が予想される。ごみの80%が焼却されるわが国において、ごみ組成、ごみ質の変化は焼却施設の安定運転や焼却残渣の性状に影響を及ぼす。このため、その影響の事前予測や、焼却残渣の有効利用方法の提言が重要である。本研究では、ごみ組成等の変化が焼却施設の運転、焼却残渣の性状に及ぼす影響について5年間、20施設における統計解析を試みたので報告する。

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(最終更新日:2021/11/15)