II – 4.焼却と環境保全対策

69.全連続ストーカ炉式焼却施設の焼却灰発生量決定要因解明に向けたアンケート調査

発表者  国立研究開発法人国立環境研究所  阿部 夏季

焼却灰はスラグやセメント原料等に資源化されているが、資源化率は低く、さらなる取り組みが必要である。焼却灰は主に主灰と飛灰に分離排出され、その発生量や元素組成は、対象のごみや施設の設備構成によって大きく異なると予想されるが、多くの施設を一斉調査した事例は乏しく、資源化を進める上で基本となる情報が不足している。そこで本研究では、調査の第一弾として、全連続ストーカ炉式焼却施設を対象に焼却灰の発生量に関するアンケート調査を実施し、焼却灰発生量の決定要因について考察を行ったので報告する。

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(最終更新日:2021/11/15)