II – 5.埋立処分
84.電気透析膜法による残留キレート分解に関する研究
発表者 福岡大学 劉 佳星
浸出水中には残留キレートおよびキレート由来のCODや窒素が含まれている。これらは、浸出水処理プロセスにおいて硝化阻害を引き起こしたり、CODや窒素は難分解性であり、浸出水処理に支障を来している。また、これらは降水による洗い出しによる低減化が遅く、埋立地の安定化が遅れる要因の一つとなっている。今回、ピペラジン系とジチオカルバミン酸系キレート剤について、電気透析法により残留キレート及びキレート由来のCOD、窒素を分解除去することを目的に基礎的実験を行った。
(最終更新日:2021/11/15)