II – 5.埋立処分

85.廃石膏ボードの積増埋立による安定化に関する研究

発表者  福岡大学  為,田 一雄

近年、管理型最終処分場に埋立処分された廃石膏ボード由来の硫化水素ガスの発生問題が明らかとなっている。これまでの研究で硫化水素ガスの発生問題については、層厚、層内の温度条件、少量の有機物源(COD等)や硫酸イオンの存在に影響されることが確認されており、必要に応じて層内に通気を行うことにより適正管理が行えることがわかった。今回、層厚制御可能な積増埋立を行うことにより硫化水素ガス発生抑制効果、及び浸出水中のCOD等の溶出特性が確認できたので報告する。

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(最終更新日:2021/11/15)