第43回全国都市清掃研究・事例発表会 愛媛県松山市

II – 5.埋立処分

86．焼却灰内における低周波電磁波の無線通信特性に関する研究

発表者  九州大学  田添　智也

広大かつ場所によって不均質な状況を有する廃棄物埋立地においては、埋立廃棄物の性状、保有水の水質、発生ガス組成、温度等を多数の地点で把握できる環境モニタリングが求められる。多点自動観測の実現には、通信線や電源線等の配線が不要な無線通信を利用したセンサネットワークの構築が有効である。本研究では、埋立廃棄物層内での通信が可能な低周波電磁波の無線通信特性を実験により調査した。具体的には、埋立地内での低周波電磁波の距離減衰や無線通信に及ぼす鉄分、水分、充填密度、通信機器の設置状態の影響について検討した。

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