I – 2.運営・管理

18.清掃工場におけるオゾン濃度測定を利用した蒸気タービン発電機の予防保全の強化に関する取組

発表者  東京二十三区清掃一部事務組合  木本 徹

発電機の簡便な予防保全の方法として、固定子の絶縁層で発生する部分放電を発電機内のオゾン濃度により検出する手法がある。しかし、一般的な判断基準が示されておらず、普及していない。そこで当組合では、オゾン濃度と絶縁劣化の関係を検証するため、清掃工場で運転中の蒸気タービン発電機内のオゾン濃度を測定し、別に実施した固定子の絶縁診断結果と比較したところ、両者に相関が確認された。また、オゾン濃度の適確な測定方法及び判断基準を考案した。これにより、清掃工場において発電機の予防保全を簡便に強化することができる。

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(最終更新日:2022/11/10)