I – 4.性状分析

49.都市ごみの発熱量の計算式の検討及び熱分解ガス等の推定

発表者  東京電機大学  菅原 秀雄

清掃工場ではごみ発熱量の設定が重要である。発熱量の計算は3成分や可燃物元素組成等により行うが、元素組成の計算式にはDulong式等種々あり、酸素分Oの水素H並びに炭素Cとの結合状態の想定の違いがある。本研究は全国都市清掃会議等の公表データにより、ごみ種類毎の元素組成を定めて都市ごみ中に含まれる主な有機化合物のOの結合状態を調べたが、Steuer式の仮定が概ね妥当と判断した。また、この結果から標準的な都市ごみの熱分解ガスの組成を推定した。

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(最終更新日:2022/11/10)