II – 3.焼却とエネルギー回収

68.ごみ焼却炉の安定燃焼性能向上にむけた自動運転システム高度化の取り組み

発表者  川崎重工業株式会社  川端 真理愛

ごみ焼却施設は不均質なごみの処理を対象としており、安定した施設の運転には、燃焼状態を監視し、自動制御を補助するベテラン運転員の最適な手動操作が不可欠である。一方で、労働人口の継続的減少が予想される我が国の状況から、今後もベテラン運転員を確保することは難しくなっていくと予想される。当社は、最新の技術を活用したベテラン運転に依存しない運転システムの開発に取り組んでいる。本報では、当社の運転システムを導入した最新のごみ焼却施設における本システムの適用事例及びその結果を報告する。

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(最終更新日:2022/11/10)