II – 3.焼却とエネルギー回収

69.竪型炉ボイラにおけるシミュレータ燃焼部の演算装置の開発

発表者  東京電機大学  櫻井 勇樹

我々は竪型炉ボイラにおける制御シミュレータの研究を進めている。このシミュレータでは、燃焼室出口ガス温度Tgからごみ発熱量Huを推定している。しかしTgには不確実性があるため、Huに頼らずに炉発生熱量Qfを求める方法を考案した。今回考案した燃焼部(Huが変化する暗箱で可燃分発熱量は一定とし、三成分が変化する)は入力を空気量とし、ガス量、O2濃度、蒸発量を出力とする。これらから、Tgに頼らずにQfを決定する演算装置を開発した。この演算装置は制御シミュレータの一部となる。

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(最終更新日:2022/11/10)