II – 4.焼却と環境保全対策

82.廃プラスチックを原料とした助燃材の混合による灰溶融炉 燃料費低減効果について

発表者  クボタ環境エンジニアリング株式会社   赤松 慧

廃プラスチック(廃プラ)の資源循環に向けてマテリアルリサイクル(MR)の高度化が進む一方で、MRに適さない複合素材、塩ビ、金属等を含む雑多な廃プラの活用が課題である。また、灰溶融技術は焼却残さの無害化・資源化技術として有効であるが、燃料費の低減、低炭素化が課題である。弊社では両課題の解決に向けて、MR困難な廃プラを原料とした助燃材の利用により、溶融炉の燃料使用量ゼロ (自燃溶融)を目指した技術開発に取組んでいる。本稿ではクリーンパークさがの灰溶融炉における、自燃溶融を含む実証試験結果を紹介する。

戻る


(最終更新日:2022/11/10)