II – 5.埋立処分

87.最終処分場における水銀廃棄物固化体の埋立特性(その3) ~ 埋立構造と固化体の比較 ~

発表者  福岡大学  伊東 賢生

「水銀に関する水俣条約」の採択・発効を受け、我が国では廃水銀処理に関する法規則が整備された。筆者らは、水銀廃棄物の最終処分手法を確立するため、水銀を不溶化した硫化水銀を用いた長期埋立実験を行い、水銀廃棄物の固化体が水銀の流出抑制に有効であると考えられた。本研究では、更なる低減化手法を確立するため、作成手法の異なる3種類の水銀廃棄物固化体を用いた長期埋立実験を実施した。本報告では水銀廃棄物固化体の埋立25ヶ月間の浸出水への水銀流出挙動について報告する。

戻る


(最終更新日:2022/11/10)