II – 5.埋立処分
88.廃棄物最終処分場に生息する細菌のバイオミネラリゼーションによる有害金属の不溶化
発表者 国立研究開発法人国立環境研究所 北村 洋樹
廃棄物最終処分場内に生息している細菌は尿素加水分解反応に伴うバイオミネラリゼーションにより炭酸カルシウムを形成し、有害金属の溶出性や移動性に影響を及ぼす可能性がある。本報では、管理型最終処分場から分離した細菌を用いて、砒素などの有害金属について不溶化実験を行った。その結果、細菌のバイオミネラリゼーションによる不溶化率は有害金属の種類によって大きく異なることが分かった。
(最終更新日:2022/11/10)