II – 5.埋立処分

92.焼却残渣が大半を占める埋立地に適した固化式処分システムの開発 ~ 環境安全、レジリエント、経済的な新たな最終処分技術 ~

発表者  九州大学   小宮 哲平

固化式処分システムは、焼却残渣が大半を占める埋立地に適した新たな埋立処分技術として、研究開発がなされてきた。埋立地に搬入された焼却残渣は、超流体工法により固化処分され、強固な埋立地盤の形成、埋立廃棄物の減容化、雨水浸透排除と有害物質の溶出低減、維持管理費の低減が図られる。さらに、跡地の早期かつ高度利用、災害発生時には選別施設や仮設焼却炉の設置用地として復 旧・復興に貢献することを目指している。本報では、これまでの固化式処分システムの研究開発成果について総括的に報告する。

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(最終更新日:2022/11/10)