II – 5.埋立処分

93.レジリエントな廃棄物施設「一般廃棄物固化式処分システム」の社会実装への取り組み

発表者  株式会社安藤・間   秋田 宏行

一般廃棄物焼却残渣の新たな埋立処分技術として、焼却残渣をセメントと水を適当な割合で混合 し、原位置で振動締固め処分する超流体化工法を応用した「固化式処分システム」の社会実装に取り組んでいる。本システムは災害廃棄物の処理拠点としても機能する安全かつ強靭なレジリエントなものである。管理型処分場の浸出水集水管と竪型集排水管の局部を再現した焼却残渣固化による模擬処分場を構築し、システムの施工性とともに、耐久性、環境安全性の長期検証を行っている。本報では、固化体の品質、雨水の非浸透性および放流水の安全性等について報告する。

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(最終更新日:2022/11/10)