II – 5.埋立処分

94.エアリフトポンプ工法による海面処分場の早期安定化に関する研究

発表者  福岡大学   兪 霊傑

これまでの我々の研究では、海面処分場の安定化遅延要因として水面下の浸透水が滞留したままの浸漬状態であるため、酸化されず、浸透水の高pH、高水質状態が長期的に継続されることが確認されている。このような背景下、海面最終処分場安定化を図るためエアリフトポンプ工法を採用し、滞留浸透水の取水、循環、更に滞留浸透水中への空気供給による中性化を行うことにより、水面下埋立廃棄物の安定化を図る。今回、模擬埋立実験を行い、エアリフトポンプ工法の有効性を確認することができたので報告する。

戻る


(最終更新日:2022/11/10)