II – 5.埋立処分

96.廃石膏ボードの積増埋立による安定化に関する研究(その3)

発表者  福岡大学   為,田 一雄

近年、管理型処分場に埋立された廃石膏ボード由来のH2Sガス問題が顕在化してきており、我々は、模擬実験槽を使用しH2Sガスの発生抑制と廃石膏ボードからのCOD等の溶出特性に関し確認実験を行い、層厚1m以下で積増埋立を行えば通気を行わなくても表層から空気が流入しH2Sガスの発生抑制効果があることを確認した。今回、模擬実験槽を解体し埋立廃石膏ボードの成分分析を行い、模擬実験槽の安定化状況を確認できたので報告する。

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(最終更新日:2022/11/10)