III し尿・排水

98.実規模クローズド自己酸化法によるコストダウンの検証 ~ 地方自治体における下水処理汚泥の削減 ~

発表者  富山県立大学  立田 真文

下水の処理は、世界的に活性汚泥法が用いられているが、この方法の最大の欠点は、大量の下水汚泥が継続的に排出されることである。この下水汚泥のリサイクルには、有効な手段がなく、現在も下水汚泥の処分費は地方自治体の大きな負担となっている。昨年一年間、我々は自己酸化法を導入したこの実規模の下水浄化センターを完全クローズドシステムにし、汚泥排出量の削減による汚泥処理費用削減効果を検証したので、その結果を報告する。

戻る


(最終更新日:2022/11/10)