V.災害廃棄物処理

103.大規模災害時の災害廃棄物処理における地理空間情報を活用した情報共有手法の検討

発表者  関東地方環境事務所  半田 和弘

災害廃棄物処理の広域連携を図る上で、現地調査を始めとする情報収集活動により把握した被災地の状況を、地域ブロック協議会やD.Waste-Netの構成団体など遠隔地の支援者とも視覚的にも分かりやすい方法で迅速に共有することが求められる。また、多大な労力と時間を要する膨大な数の現場情報の集約作業を効率化していくことも課題である。本稿では、災害対応を行う関係者間での情報共有の基盤にクラウド環境を利用した地理情報システム(GIS)の活用を検討した関東地方環境事務所の取り組みを紹介し、今後の展望を考察したい。

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(最終更新日:2022/11/10)