I-2.運営・管理
21. ごみ焼却炉遠隔監視・運転支援システムの海外大型ごみ焼却炉への適用
三菱重工業株式会社
三菱重工グループでは、ごみ焼却炉遠隔監視・運転支援システムMaiDASを活用した、省人化・プラント安定化等の活動を通じ、顧客価値の創出に取り組んでいる。2024年6月から海外大型ごみ焼却炉(1050t/日×4炉)への長期適用検証を開始した。複数大型炉の一貫制御にあたり、AI燃焼技術等を活用したMaiDAS-Navigator、各炉の状態を常時評価し、状況変化の予兆を検知するMaiDAS-Indicator等の機能により、主蒸気流量変動を低減しつつ、手動操作回数>90%削減を確認し、長期安定運用を継続中である。本稿ではこれらの事例について報告する。
(最終更新日:2024/11/19)