I-2.運営・管理
28. RFIDタグを用いたリチウムイオン電池(LIBs)検知システムの構築に関する研究
九州大学大学院
近年、リサイクル施設において廃棄物に混在したリチウムイオン電池(LIBs)に起因する火災事故が頻発している。本研究では、現在開発中の単方向指向性RFIDタグを用いて、このタグをLIBs本体やLIBsを内蔵する製品に貼付することによって、これらの製品を廃棄物と混在した状態からタグによって検知することを目的に各種実験を行った。その結果、混在する廃棄物の種類や設置された場所に拠らず検知が可能であり、特に金属に囲まれた状態であれば、検知能力が向上することを確認した。本稿ではその実験結果について報告する。
(最終更新日:2024/11/19)