77. 空冷復水器への防汚剤塗布による発電量の維持・冷却ファン出力の上昇抑制事例
栗田工業株式会社
焼却発電施設の空冷式タービン排気復水器は発電効率を維持する上で重要な設備である。  しかし、先述の復水器の伝熱管は経年で粉塵等が付着することで熱交換が阻害され、タービン排気の真空度が下がり発電効率が低下する。また復水器冷却ファンの出力が上昇し、過剰に電力を消費することが知られている。  筆者らは実機の空冷復水器伝熱管表面を洗浄後、防汚コーティング剤を塗布することで粉塵付着が抑制され、発電効率の維持および冷却ファン消費電力の上昇抑制を確認した。本稿ではこの事例を報告する。
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(最終更新日:2024/11/19)

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