II-4.焼却と環境保全対策
80. 飛灰の水洗浄による減量化と重金属溶出抑制
メルテック株式会社
最終処分場の延命化に向けて、埋立処分量の削減は重要な要素である。飛灰の大部分は埋立処理をしている状況にあるが、一般的に飛灰の成分には塩類が多く含まれているため、水洗浄によって減量化、埋立量の削減が期待できる。そこで本項では、水酸化アルミニウム系重金属固定化剤で薬剤処理した、弊社溶融炉の飛灰を用い、水洗浄後の減量した飛灰において、環境庁告示第13号試験を実施した。その結果、水洗浄後の飛灰においても、基準値未満であることを確認したので報告する。
(最終更新日:2024/11/19)