89. 排ガス脱塩剤や飛灰安定化剤が海面処分場に与える影響(2)
福岡大学大学院
海面処分場は、水面下廃棄物が浸漬状態で層内浸透水の移動が殆ど無く焼却排ガス処理に用いた石灰による高pH、残留キレートに起因する高COD等の問題で安定化が遅延している。このような背景下、海面処分場早期安定化を目的に層内浸透水の移動と埋立廃棄物を空気に接触させるためエアリフトポンプを導入した。これまでの研究で、脱塩剤に重曹を用いた場合、浸透水の通水速度が速くpH以外の項目で高反応石灰より早期に水質低減化できることを確認した。今回、高反応石灰と重曹の水質経日変化等を検討した結果について報告する。
戻る


(最終更新日:2024/11/19)

お問い合わせ先:全国都市清掃会議 調査普及部 TEL 03-5804-6281 FAX 03-3812-4731 mail: pub@jwma-tokyo.or.jp